関谷雄一

関谷 雄一 SEKIYA, Yuichi  [教授]  

開発人類学、応用人類学、農村・社会開発、震災復興、地域創生、人間の安全保障、アフリカ、日本。

     


Email:  

sekiya@anthro.c.u-tokyo.ac.jp

 
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14号館3階 302A 研究室

これまで、そして現在の研究テーマと概要

グローバル化の影響を受けながら行われている次世代のアフリカ農村開発の様相について、西アフリカから東部、南部アフリカまでフィールドを広げながら多様な取り組みについて調査研究を続けている。 

◇現代アフリカの開発、アフリカをめぐる近代化の思想の流れや歴史についても考察している。 

◇「人間の安全保障」の枠組みの中で相対的な視座から、人びとの生存とライフスキル、社会の共同と自立をめぐる諸課題に関する研究もすすめている。  

◇さらに、東日本大震災による原発事故後、福島県と同県に関わる人々について、アクションリサーチを実施してきた。今後、同県を含めた国内の災害発生地における復興開発、協働型のまちづくり、新しい公共社会のモデルなどについても、継続して研究してゆく。 


大学院・学部(後期)合併ゼミの内容

 入門ゼミでは、開発の人類学に関する理論や実践について代表的な研究を取り上げながら、概要をつかみ取るような授業とコースワークを行っております。研究ゼミでは、開発の民族誌の講読ゼミや現在進めている研究テーマを中心とした授業や文書講読をしながら、議論を続けています。


大学院進学を考えている方へ

 文化人類学の面白さでもあり難しさでもあるのが、フィールドや研究対象への参与観察を通して自らの手で新しい研究の分析枠組みを組み立てていくことです。現場で様々な考え方やアプローチと触れ合いながら、自らの思考を相対化させていくことによって得られる発見は、研究上重要であるだけでなく生きていくうえで大きな糧となります。

 私はグローバル化が進む今日的状況の中で、人々の手によっていかに貧困から脱するための開発や災害からの復興が進められ、社会が変わっていくのかについて、アフリカの農村や日本の災害被災地を対象に研究してきました。人類学は開発による社会変容を見据えるために大いに役に立ちますし、震災復興などの困難な課題に向き合う人々に寄り添う視座を与えてくれます。

 大学院文化人類学コースでは、各教員が開講するゼミや水曜日の4・5時限目に研究室の教員・学生全員が集まって行う水曜ゼミなどが展開され、人類学を中心に幅広い視座から自分の研究や仕事について考察を深められる機会が提供されています。様々な研究関心や仕事をしている仲間との出会いや議論を大切に、自らのライフワークの土台を作り上げていってください。


これまでの主な仕事 

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【文化人類学研究室・教員関係ページ】  

教員紹介(全体)・・・コース教員一覧(各教員の研究内容概要、個別ページへのリンクを含む)

教員による著書・・・スタッフの著作の表紙画像(内容紹介ページへのリンク付き)

進学を考えている人へ(全体)・・・教員スタッフからのメッセージ(「進学情報」セクション内)

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オオツキ グラント ジュン OTSUKI, Grant Jun  [准教授] 

藏本 龍介 KURAMOTO, Ryosuke [准教授]  (東洋文化研究所)

後藤 はる美 GOTO, Harumi [准教授]

関谷 雄一 SEKIYA, Yuichi [教授] ・・・本ページ

塚原 伸治 TSUKAHARA, Shinji [准教授]

津田 浩司 TSUDA, Koji [教授]

中村 沙絵 NAKAMURA, Sae [准教授]

名和 克郎 NAWA, Katsuo [教授] (東洋文化研究所)

浜田 明範 HAMADA, Akinori [准教授]

宮地 隆廣 MIYACHI, Takahiro [教授]

箭内 匡 YANAI, Tadashi [教授]

渡邉 日日 WATANABE, Hibi [教授]

森山 工 MORIYAMA, Takumi [教授]  ※兼任教員、総合文化研究科地域文化研究専攻

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